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2009年7月2日木曜日

国民の手でよき選択を  -議会制民主主義に魂を入れる -

■「解散」と言う名の 政権投出し、三たび

 いよいよ解散。とは言え衆議院の任期はほぼ満了。どんづまりの余儀なき政権放擲、3度続いた政権の投出しに等しい。「解散予告」以後、マニフェストの方向すら示せず、個々の利害得失ばかりが目立つ国民不在の政治の実態をまざまざと見せつけられた1週間でした。この四年間の政治はいったい何だったのでしょうか?ともかくも世紀の選択の時が間違いなく迫っています。



■財政は潤ったが家計は窮した 

 麻生政権1年弱を見るにつけても、国の、そして国民の将来に正面から向き合ってきたとはとても言えません。例えば 5 月の大型補正 15 兆円強。景気対策の大義名分とは裏腹に、中味はまさに究極のばらまき、高速道路建設の 1 兆円、不急の公共施設整備 3 兆円、極めつけは天下り法人への 4.6 兆円基金等々。火事場の大盤振る舞い、既得権益が太るばかりですが、財源は赤字国債等ほとんど借金ですから、いずれ国民の税負担増、大幅な消費税増税が待っています。

 とにかく金をばらまけばいい、あとは野となれ山となれ、そんな麻生政権の乱脈な場当たり財政運営は問題外、省庁のサイフばかりが潤っても景気が立ち直るはずもありません。このままではわが国の経済、国民の暮らしの方が破綻してしまいます。



■既得権一掃 政権交代の他に途なし

 古いモノはそのままに新たなモノを積み重ねれば、税負担は重くなる一方。これでは景気は回復しない、社会はよくなりません。使命を終えた政策、いらない事業を思い切って整理することが大事。時代の変化、国民の暮らしの事情に合わせて財源を配分し直すこと、国民の生活が第一の立場から既得権を一掃する。もとより自公政権では不可能ですから、政権交代の他に途はありません。



■もうひと月、 政権交代を国民自らの手で

 最早どんな時間稼ぎも、どんな細工も関係なし、選択の時が間違いなく迫っています。国民自らの手で政権を選択し、議会制民主主義の魂を入れる時が迫っています。時代の変化の中で賞味期限切れ、傷んだ政治の中味を総入れ替えし、心機一転、安心・安全な社会を実現すべき時、良いご選択をお願いします。